天日干しの不思議

私達人間は、太陽の力を借りて、様々な保存食を作ってきました。干し柿、干し椎茸、干し肉、干しホタテ、アジの開き、凍り豆腐、素麺、昆布など、太陽下で、天日干しを行う事で、食べ物は美味しくなり、さらに長期間腐らずに保存できるようになるのですから、本当に魔法のようですね。天日干しを利用した保存食の他に、火の熱とお砂糖の力を借りたジャム、調味料のお塩と燻製の力をかりたハム、ベーコンなど、保存食は、世界各地で、人々の暮らしを支えてきたのです。さらに、保存食にする事で、さらなる美味しさが生まれるものもたくさんあります。天日干しにする事で、味覚が濃くなったり、旨みが増す食材が多いのは、本当に不思議な工夫です。

また、天日に干す事で、ビタミンDが増える食材もあるのです。お陽様に干す事で、美味しさや栄養素が増える事をみつけた先人たちは、本当に、賢明な人々だったのだと思います。干す事で、食材が腐りにくくなるのは、食材のもつ水分を飛ばす事ができるからです。食材に含まれる水分がなくなる事で、カビなどの微生物が、食材に寄り着けなくなってしまうのです。カビなどの微生物は、人間の眼には見ずらいものですが、そのような仕組みに気付いた祖先の人々が、子孫に伝承してきてくれた恩恵が、現代での食品保存に活かされているのです。

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